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メラトニン受容体作動薬とは?

人の体内には体内時計(時計遺伝子)というものが備わっていて、この体内時計の働きによって、1日の生活リズムが作られています。夜になると体温が下がり、眠くなるのもこの体内時計の働きによります。

しかし、不規則な生活や環境の変化などにより、この体内時計に狂いが生じ、その結果、夜なかなか眠れず、朝はなかなか起きられないといった睡眠障害(概日リズム障害)が生じる場合があります。

このように体内時計の狂いによって睡眠・覚醒のリズムに問題が生じている場合、これを正常化する薬が用いられます。最近作られたラメルテオン(商品名:ロゼレム)という睡眠導入剤は、脳の視床下部の視交叉上核と呼ばれる部分にあるメラトニン受容体に働いて、脳内でメラトニンと同様に作用します。

ロゼレム

メラトニンとは、脳の松果体から分泌される脳内物質であり、体内時計と深く関わり、夜間に多く分泌され、体温を下げることで、睡眠を促してくれます。このラメルテオンは、体内時計だけに作用するため、有害な副作用が少なく、入眠までの時間を短縮するとともに総睡眠時間を増やす作用があります。

メラトニン受容体作用型の睡眠薬は、概日リズム調整作用が特徴的ですが、他の睡眠薬のような催眠作用も持ちます。ただし、催眠効果はそれほど強くないため、軽度の不眠症や、短期的な不眠症の方に用いられることがあります。また、半減期が1~2時間と短いので、中途覚醒などの悩みにはあまり効果が期待出来ません。

ラメルテオンは服用後すぐに効果を発揮するというよりは、2~3週間程度服用することによって効果が現れる薬ですので、飲み始めてすぐに「効かない」と判断してやめてしまうと、せっかくの効果が発揮できません。

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