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睡眠時無呼吸症候群の治療

睡眠時無呼吸症候群と診断された場合の治療法としては、マウスピースを使用した治療法とCPAP(シーパップ)による治療法が一般的です。

マウスピースは下顎を5~6ミリ前方に引き出すことによって気道を広げ、無呼吸を軽減します。また、CPAPは鼻にマスクを装着し、外部から圧力で気道を開き、酸素を送り込むことによって深い睡眠をとれるようにします。

CPAP療法が有効とされるのは無呼吸低呼吸指数(AHI:睡眠中1時間当たりの無呼吸と低呼吸の平均回数)が20以上の場合ですが、AHIが20未満でも居眠りなどの自覚症状がある、すでに高血圧、脳血管障害、虚血性心疾患などの症状がみられる場合には治療の対象となります。

1998年からは、無呼吸・低呼吸指数(AHI)が30以上の重症と診断された患者には、CPAP装置の貸し出しに健康保険が適用されるようになり、全国で15万人以上の患者の方が、月々5千円程度の負担で自宅での治療を行っております。また、マウスピース(口腔内装置)についても2004年4月から健康保険による適用が認められるようになりました。

*無呼吸:睡眠中に10秒以上呼吸が停止すること
 低呼吸:換気が50%以下に低下すること

その他、肥満による閉塞型については減量、その他、禁煙、禁酒といった生活習慣の改善指導も行われます。

なお、CPAPはあくまで対処療法であり、根本的にSASを治すものではないので、正しい使用方法による治療の継続が必要になってきます。病状の経過観察のために月に一度は外来を受診しければなりません。その間にCPAPの設定圧を再度調節する必要があるとの診断がくだされた場合には、一泊程度の入院を勧められる可能性もあります。

なお、月1回の通院治療の費用は、CPAPレンタル料を含めた場合、1万5千円程度であり、患者さんの自己負担は3割負担なら約5,000円となります。

CPAP.jpg

また、個人でCPAPを購入することもできますが、一般販売はされておらず、あくまで医療器具なので必ず事前に医師の診断が必要となります。購入の場合はおよそ15万円から35万円ほどの負担となります。

マウスピース治療は睡眠の検査が済み、マウスピース治療を選択した後に歯科を受診しますが、できれば睡眠障害の専門医と連携のある歯科医師に作ってもらうほうがいいでしょう。歯科医はまず歯の状態をチェックし、歯石がついている場合など、正確な型取りの障害となるので歯の治療を優先させます。その後に歯形を取り、治療に最適なあごの位置を設定します。これを「下顎のタイトレーション」といいます。

マウスピースの完成後は使い方の指導があり、実際に使用後2~3週間経ったら、朝まで装着できているか、また、いびきや無呼吸の改善がみられたか、家族の感想などをもとに確認を行います。使用状況が確認できたあとは、マウスピースを装着した状態で再び睡眠ポリグラフ検査を行い、治療効果をチェック、そして、必要に応じて修正を行うことがあります。マウスピース治療は2004年の4月より保険適用となり、標準タイプのものであれば、1万円から2万円の自己負担ですむようになっています。

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