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薬物療法とは

睡眠障害を抱える患者の方に対し、睡眠衛生指導をはじめとした精神療法を実施し、それでも効果が見られない場合は、睡眠薬をはじめとした薬物療法が行われます。

錠剤

不眠の頻度としては、週3日以上、期間として1カ月以上持続し、以前には存在しなかった日中の機能障害などが存在する場合に行われます。また、薬物療法は、睡眠薬を飲めばそれで障害が解決するというものではなく、多くは、他の治療法と併用し、他の治療を補完するために行われます。

睡眠薬は危険な薬物であるという誤解がありますが、これは従来使用されていたバルビツール酸系の睡眠薬についての認識がほとんどであると言えます。

バルビツール酸系の睡眠薬は、耐性や依存性があり、延髄から脳全体を鎮静化する作用があるため、大量に服用すると呼吸中枢が抑制され、呼吸が停止するなど、死に至るような危険性があったことから、現在、薬物療法において使用されることはほとんどありません。

現在の薬物療法において使用される睡眠薬は、バルビツール酸系の危険性を克服するべく、その後開発されたベンゾジアゼピン系の睡眠薬です。

ベンゾジアゼピン系の睡眠薬は、自然な睡眠を誘発し、従来のような耐性や依存性といった副作用があらわれにくくなっております。ベンゾジアゼピン系の作用は主に抗不安作用、筋弛緩作用、抗けいれん作用、鎮静作用、催眠作用、健忘作用などがあり、その作用時間によって、超短時間型、短時間型、中時間型、長時間型に分かれます。

例えば、入眠障害には超短時間型や短時間型、中途覚醒には中時間型、熟眠障害や早期覚醒には長時間型といったように睡眠障害のタイプに併せて医師が最適の薬を処方します。

また、ベンゾジアゼピン系睡眠薬の抗不安作用や筋弛緩作用、反跳性不眠などの副作用を軽減し、より自然に近い睡眠を誘発する非ベンゾジアゼピン系睡眠薬も多く用いられています。最も作用時間が短いタイプの睡眠薬であり、欧米ではベンゾジアゼピン系睡眠薬よりも多く用いられています。

なお、一般的にこれらの薬物で催眠作用の強いものが睡眠薬として使われ、催眠作用が弱く、抗不安作用が強く、作用の持続時間が長いものが安定剤として使われます。

また、薬物療法では睡眠薬以外にビタミンB12が投与されることもあります。これは、睡眠相後退症候群非24時間睡眠覚醒症候群といった概日リズム睡眠障害の治療に使われることが多いです。ビタミンB12がこれらの障害にもたらす作用については、様々な見解がありますが、ビタミンB12を他の治療と併用して投与することで多くの有効例が見られます。

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