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高照度光療法とは

高照度光療法は、睡眠相後退症候群非24時間睡眠覚醒症候群などの概日リズム睡眠障害や季節性うつ病患者の方に対して、1日のうちのある時間帯に2500~10,000ルックス以上の高照度光を数十分から数時間浴びさせ、乱れた生体リズムを正常なリズムに取り戻す治療法です(5,000-10,000ルクス程度の照度を30分-1時間程度照射するケースが多いようです)。

電球

睡眠相後退症候群では、睡眠相(睡眠の時間帯)の前進をさせるため朝に高照度光療法を行い、非24時間睡眠覚醒症候群では、日によって睡眠相が異なりますので、夜間の適切な時間帯に睡眠相がある時期の朝に高照度光療法を行い、睡眠相が遅れるのを防ぎます。

また、高齢者に多い睡眠相前進症候群では、夕方から夜間入眠前に高照度光療法を行うことで睡眠相を後退させます。

照射装置としては、蛍光灯を並べたようなものが用いられ、室内の天井や壁面に埋め込まれたもの、携帯型のものがあります。患者には、高照度光照射装置の前に座り、光源を1分間に数秒以上見つめるように指示します。

人は24時間を1周期とする生体リズムに基づき朝起きて、日中活動し、夜就寝していますが、このリズムは24時間より少し長い周期を持つ体内時計によってコントロールされています。

したがって、この体内時計と実際の時間との間にズレが生じることになりますが、人はその時間のズレを毎朝太陽の光を浴びることによって自然に修正しています。高照度光療法は、人の生体リズムが光によって影響されることを利用した治療法といえます。

なお、高照度光療法の副作用は少ないですが、眼精疲労、頭痛、倦怠感、いらいら感、吐き気などの症状がみられることもあります。ただ、副作用のために高照度光療法の中断が必要になる症例は現実にはほぼ少数です。

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