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寝不足で仕事をすることは、「ほろ酔い」で仕事をすることと同じ

睡眠不足は良くない、というのは誰でも感じていることだと思いますが、例えば、睡眠不足によって、どの程度、仕事の能率は落ちるのでしょうか?

 グラクソ・スミスクライン株式会社(本社:東京都渋谷区)が、全国の20歳~59歳の有職男女(男性:800人、女性:800名)を対象に行った、睡眠に関する意識調査結果があります。

それによると、よく眠れた日の仕事のパフォーマンスを100%とした場合に、「あまりよく眠れなかったとき」の数値を調査対象者に聞いたところ、平均55%となり、睡眠不足がパフォーマンスを通常時の約半分に落としていたそうです。

もちろん、睡眠時間や仕事の内容、個人差などにより、一律、そして、具体的に「睡眠不足によって、これだけ仕事の能率が落ちる」とは、言えませんが、多くの人が睡眠不足だと、仕事の能率が半減してしまうと、これまでの経験から感じているのです。

また、カナダ・バンクーバーに拠点を持つFatigue Science社が行った研究結果からも似たようなことが言えます。その研究結果では、疲労や睡眠不足の状態にある人は、反応速度に40%の低下がみられ、これは血中アルコール濃度が0.08%の弱度酩酊、つまり「ほろ酔い」と同じ数値であったそうです。つまり、寝不足の人は、「ほろ酔い」状態で仕事をしていることになります。

酒

それでは、睡眠不足だと、なぜ仕事の能率は落ちるのでしょうか?これにも興味深い研究結果があります。

ペンシルバニア薬科大学のDavid Dinges氏らが行った研究によると、睡眠不足状態の脳の活動状態をfMRIで調べたところ、脳の複数のエリアでその活動が突然ストップすることを確認したそうです。

睡眠不足状態では脳が睡眠状態に陥るのを止めることができず、睡眠状態と覚醒状態が短期間の間に交互に繰り返される状態になり、その結果、集中力と視覚的処理能力が劇的に低下する、とのことです。

「マイクロスリープ」というものがあります。それは、「微小睡眠」とも呼ばれ、本人では起きていると思っていても、実際には数秒間、睡眠状態に陥ってしまうのです。知らず知らずに、経験したことがある人も多いのではないでしょうか?例えば、会議中に自分では起きていると思っていても、周りの人から「眠っていただろう!」と、言われたりしたことはありませんか?

この原因の多くは、極度の睡眠不足から生じるものですが、十分と思われる睡眠時間を摂っていても、睡眠時無呼吸症候群ナルコレプシー過眠症といった睡眠障害から生じることもあります。

寝不足で仕事をする場合、このマイクロスリープに近い形で、脳が途切れ途切れに休んでしまい、集中力や思考力が落ちてしまうのかもしれません。

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