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短時間睡眠法のウソ

巷では、超短時間睡眠法とか4時間半睡眠法といった類の睡眠本が出ておりますが、本当にそんな生活が出来るのでしょうか? 

例えば、エジソンやナポレオンは毎日4時間ぐらいしか眠らない、短時間睡眠者(ショートスリーパー)として有名ですが、その真偽は定かではなく、一説では、単に不眠症のために夜があまり眠れず、代わりに昼間に昼寝ばかりしていたという説もあります。

ナポレオン

世間には、ショートスリーパーと呼ばれる睡眠時間が6時間未満でも生活できる人もいますが、あなたがそれに当たるかどうかはわかりません。また、その方も、本当に健康を害することなく、かつ、日中、高いパフォーマンスを維持して生活出来ているかはわかりません。

ショートスリーパーの方は、眠りの浅いレム睡眠が短く、眠りの深いノンレム睡眠の時間はロングスリーパーの人とほとんど変わらない、しかも深い睡眠深度を得ていると言われています。つまり、夢をほとんどみることなく、短時間で疲労回復ができるということでしょう。

ただし、人はレム睡眠の間に記憶の整理・定着を図っています。レム睡眠は睡眠後半に多く出現することから、短時間睡眠の方は睡眠の大半をノンレム睡眠が占め、記憶の整理・定着が十分に行われない可能性があります。言い換えれば、何か新しいことを覚えようとしてもなかなか覚えられない、すぐに忘れてしまう、といったデメリットが生じる可能性があります。

また、疲れを取ってくれる成長ホルモンは寝入りばなの3時間に多く分泌されるので、短時間、たとえば4時間半睡眠でも分泌のピークは終わっていますが、分泌されたホルモンの作業時間が考慮されていません。大切なのは、成長ホルモンを十分に分泌させ、かつ、分泌された成長ホルモンを使うことなのです。

睡眠時間が短いと、せっかく分泌された成長ホルモンが全身に行き渡り、体のさまざまなところで修復の働きをする、その時間がありません。睡眠中は副交感神経が優位となり、血管が拡張し、血の巡りが良くなっている状態です。そのような時に成長ホルモンが分泌されると、それが体の隅々まで届き、体全身の修復が行われるのです。

また、短時間睡眠では、ほかのホルモンの働きも逃します。深夜から朝にかけて分泌されるコルチゾールというホルモンは、体の脂肪や糖分を分解し、睡眠中のエネルギーとして使う働きをしています。つまり、ダイエット効果が得られるのです。短時間睡眠で、かつ、早起きだと、このコルチゾールの働きを得られず、太りやすくなることもあるわけです。

例えば、4時間半睡眠は、レム睡眠とノンレム睡眠のサイクル(1サイクル約90分)を3サイクルはクリアできるので、なんとか疲れた脳は休まるかもしれませんが、「疲労の回復」、「記憶の定着」ということを考えると不十分な睡眠時間であり、やはり7時間程度の睡眠は必要と言えるでしょう。

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