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いびき

いびきは、呼吸運動により上気道の狭くなっている部分が振動して起こるもので、極端に鼻腔・喉の狭い重症の人では、眠っていなくても仰向けになるだけで音が生じることがありますが、多くは睡眠中にのみ生じる現象です。

これは、眠ってしまうと上気道を構成している筋肉の緊張が緩み、舌根が喉に落ち込み、気道を狭めるためです。

いびきが生じる場所は、鼻咽頭から声帯までさまざまですが、小児期ではアデノイド・扁桃腺の肥大によることが多いです。

症状としては、苦しそうないびきに加え、陥没呼吸(息を吸い込むとき胸の一部が陥没する状態の呼吸)、寝汗、執拗な寝返り、夜尿、朝起床困難などがあります。

また、日中は学業不良、多動、注意力低下、成長障害などが認められます。

いずれにしても子供の成長に影響を及ぼしますので、いびきに加え、上記のような症状が見られる時は早めに医療機関で扁桃腺を確認してもらいましょう。なお、睡眠時無呼吸症候群も子供に珍しいものではなく、全体の1~3%の割合で生じます。

成人のいびきは後口蓋部(のどちんこのあたり)であることが多く、それは、後口蓋部が構造上、もともと狭く出来ているので、睡眠によって上気道筋の緊張が低下すると、ここを気流が通過する際に振動(いびき)が生じやすくなります。

いびき音の大きさは、上気道の狭まり具合や呼吸運動の強さに依存します。

一般人口の約5割以上がいびきをかき、毎晩続く常習性のある人は、全世界的で2~3割程度と言われています。日本人でも、常習性にいびきをかく人の割合は男性約21%、女性約6%に達すると言われています。

女性は、女性ホルモン(とくに黄体ホルモン)が呼吸筋(上気道の筋肉や横隔膜、肋間筋など)活動を促進する効果があるため男性ほどいびきをかきませんが、閉経期以降は男女間の差が小さくなります。

いびきは寝不足や疲労、アルコール、睡眠薬などによっても上気道筋活動が抑制され、かきやすくなります。

たまにかくいびきは問題ありませんが、いびきが常習化し、さらに音が大きくなっていくにつれて、喉の狭窄、陰圧化(これによって、呼吸運動に際して喉が引き込まれるような感じになる)が強くなると、自律神経系や循環動態にも影響が及ぶ上に、喉の刺激で目が覚めやすくなります。

これがさらにひどくなると、無呼吸(喉が詰まって呼吸がとまるもの)や低呼吸(呼吸量が正常呼吸の2分の1以下になるもの)が起こるようになり、睡眠時無呼吸症候群と言われる睡眠障害に分類されるようになります。

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