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過眠症

過眠症とは、慢性的に長時間の睡眠を必要とし、また、十分な睡眠をとっているにもかかわらず、日中、過度の眠気に悩まされる症状です。

過眠症状の他に、頭痛、失神、立ちくらみ、四肢の冷感、頻脈など自律神経系の働きが不十分であることを示す随伴症状も多くみられます。

過眠症は一般的に以下の3つに分けられます。

①反複性過眠症:
昼夜を問わず不定期に、1日に18時間以上眠るような過眠期が数日から数週間続き、この時期が終わると症状が全く消失し、年に1~10回発症を反復する稀な過眠症です。

思春期(10代初期)によく発症します。病相期の脳波記録では、基本となる背景脳波の全般的な活動低下が見られるなど、ナルコレプシーなど他の過眠症とは全く違う病気です。

最も代表的なのは、クライネ・レビン症候群と呼ばれるもので、過眠症の反復的病相期に明らかな行動的異常を伴います。

この異常行動には、無茶食い、性欲亢進、怒りっぽい、攻撃的、奇行などがあります。少女の場合、初潮後数カ月以内に発症し、月経の周期と一致した傾眠(睡眠に入る前のうとうとしている状態)の症状を示すことから、「月経関連過眠症(月経随伴睡眠障害)」ともいわれます。

原因が不明なため、治療は難しいですが、成人になると治癒する傾向にあるようです。

②突発性(原因のわからない)過眠症:
ナルコレプシーに似ていますが、情動脱力発作がありません。日中、過度の眠気を感じるのと、適切でない時に眠りこんでしまいます。

また、10~20分程度の短い居眠りの後にさっぱりと覚醒するナルコレプシーとは異なり、居眠りすると1時間以上眠り続け、目覚めさせることが難しい、といった特徴があります。

主に10代から20代前半に発症します。また、頭痛、めまい感、立ちくらみ、ほてり、発汗、レイノー症状(手や足の小さな動脈の血流不足が発作的に発生し、「冷感」や「皮膚色の変化」が見られます)など、自律神経系症状や抑うつ気分になることがあります。

このような過眠症状が出現する前に頭部外傷や発熱などのウィルス感染などがあり、症候性の過眠症が混じっていることもあります。

③外傷後の過眠症:
頭に怪我をしたときに起こります。ふつうは頭痛や集中力と記憶力の低下のような、外傷からくる頭の機能障害を伴います。

通常、機能障害の直後に始まりますが、場合によっては、半年から1年半も経ってからあらわれることもあります。

その他にただたくさん眠る「健常な」過眠症の人もいます。睡眠時間が10時間以上というように特別に長く、それぐらい休まないと十分に休んだという気がしないのです。

この場合に問題となるのは睡眠時間が長いことから生活時間が合わなくなり、日常生活に支障をきたすことです。

過眠症の治療は、まず夜間睡眠をきちんと確保し、それでも残る日中の居眠りの治療に精神刺激薬を用います。

ただし、精神刺激薬はあくまで対処療法であり、症状をコントロールするのは難しい場合が多いようです。

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