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アルコール依存睡眠障害

アルコールを大量に飲まなければ眠れない状態が長期間持続している状態をアルコール依存症睡眠障害といいます。

アルコールは中枢神経(脳の機能)を抑制するため、たまに少量を飲む場合、入眠を促してくれます。ただし、人の身体には耐性があるため、毎日飲酒を続けると、少量の飲酒で以前と同じような入眠効果が得られなくなってきます。

そこで眠れないからといって飲酒量を増やしていくとアルコール依存症になる可能性が高まります。

アルコール依存状態の人が急に断酒しても逆に眠りの浅いレム睡眠が増加して、中途覚醒が多くなったり、さらに眠りの質を悪化させるようになります。

また、重度のアルコール依存症になると、急に断酒をした場合、その数時間から数日後に禁断症状(離脱症候群)がおこり、中枢神経系が興奮状態となることから、手指がふるえたり、わけのわからない行動を起こしたり、幻覚や錯覚、嘔吐、著しい不眠症状などが見られるようになります。

このようなアルコール依存睡眠障害の治療は、専門医の指導のもと数週間で徐々にアルコール量を減らしていくことと併せて、睡眠薬、精神安定剤、抗うつ薬の投与といった薬物療法やカウンセリングを通じた生活指導や精神療法などが行われます。

また、依存しなければ就寝前にアルコールを飲んでもいいのでは、と考える方もいらっしゃいますが、アルコールは以下のような理由から睡眠の質を落とします。

○摂取されたアルコールは4~5時間で代謝されるため、1晩の中で離脱による覚醒作用が働きます。また、アルコールを摂取すると夜間にトイレに行きたくなりやすくなります。

○アルコールが分解される過程で発生する「アセトアルデヒド」という物質には交感神経を刺激して、眠りを浅くする作用がありますので、睡眠の後半では不眠傾向となります。

○アルコールは筋肉を弛緩させます。その結果、舌根が落ち込みやすくなり、気道をふさぎ、いびきや睡眠時無呼吸症候群を悪化させます。そうなると、睡眠中に十分な酸素が体に取り込まれないため、眠っても十分に休息がとれません。

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