スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ナルコレプシー

ナルコレプシーは、日中耐えがたい眠気が急激に発生し、どんな状態でも突然眠ってしまう睡眠障害です。その睡眠発作から「居眠り病」としても知られています。

突然耐えられない眠気に襲われ、15分から20分眠ると、気分がすっきりしてまた目を覚ましますが、2、3時間もすると、また眠気に襲われ、これを日中ずっと繰り返します。

また、笑い、喜び、怒りなどの感情が高ぶると、ろれつが回らなくなったり、体の力が抜けて、ぐったりとした状態になったりする「情動脱力発作(カタプレキシー)」を誘発することもあります。

この情動脱力発作は、通常、数秒から数分継続し自然に回復します。しかしときにはそのまま睡眠におちいり入眠時幻覚をみたり、睡眠麻痺(金縛り)が続いたりします。発作の頻度は、1日に数回から1週間に数回など人によりさまざまです。

ナルコレプシーを患っている方は、通常であればノンレム期を経た後で発生するレム睡眠が入眠直後に発生することから、入眠時に金縛り・幻覚・幻聴の症状が発生することが多くなります。1日の総睡眠時間は普通の人とあまり変わりませんが、夜間の睡眠も浅くなりやすく、夢(とくに悪夢)を見る回数が増えます。当然、熟睡感は得られません。

日本人のナルコレプシーの有病率は0.16%(600人に1人)という報告があります。発症期は主に15歳前後が多く、40歳以上の発症はあまりありません。

ナルコレプシーの原因としては、現段階では、神経伝達物質オレキシンをつくる神経細胞の後天的な破壊に伴う神経伝達障害によって生じるといわれています。

治療としては、まず生活習慣の改善(毎日同じ時間に起床)指導が行われ、それを補助するために少量の睡眠導入剤や精神安定剤を使用した薬物療法が行われます。

薬物療法により夜の睡眠を安定させ、さらに日中は、中枢神経刺激薬を使用することで、日中の居眠りをほとんどなくし、通常の社会生活が可能となります。

ただ現段階ではナルコレプシーの根本的治療法はなく、あきらめずに根気よく治療を続け、徐々に薬の量を減らせるようにすることが必要です。

コメントの投稿

非公開コメント

検索フォーム
カテゴリ
リンク
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。